基本ラーメン生活Ⅱ～長野県松本市のラーメンブログ～

3月の限定狙いで伺いましたが、店主西沢さんから「猪鹿鳥できますよ」とお声がけ頂いたのでそちらを。
食材が手に入った時だけの提供。








ちなみに3月の限定は「はしり食材のポトフ」
こちらは次回に。

















猪鹿鳥（いのしかちょう）　750円
メニュー表記がないので何とも言えませんが、おそらくこれが正解かと。
















先ずは猪から。
ラーメン屋さんでこれが出てくるとは驚き。

ソテーされた猪肉は臭みが少なく食べ易い。
ジュレは果実の甘さがあり獣肉と相性良い。
糸唐辛子やクレソン・レモンの彩も良い。

添えられたムースはイタリアから仕入れてきたサフラン系の物との事。
軽快な酸味と甘さが猪肉に合います。

これでお酒飲みたくなります。
ラーメン屋さんの域を超えた料理も五色はお手の物。







ラーメンは、鹿と鶏のかけラーメン。
鶏油を多めに入れた鹿の塩ラーメンだとか。

具材はネギのみ。
クリアなスープは鹿の癖を残しつつも飲みやすく品があります。
鹿の癖を包み込む鶏油の効かせ方がバランス良いですね。
かけラーメンで塩ダレなので具材の持ち味を堪能できます。

ネギが鹿のスープに良く合います。

















麺はしなやかで軽いウエーブの付いた物。
全粒粉の麺はスープと馴染みます。






普段、あまり頂く機会のないジビエを、この価格で気軽に味わえるは嬉しい。